抗がん剤による化学療法、放射線治療により、毛を作る細胞が傷つけられるので、脱毛が起こります。

抗がん剤による脱毛

抗がん剤による副作用には関節痛・筋肉痛排尿障害などがありますが、
その一つに、脱毛があります。

 

抗がん剤による化学療法、放射線治療に於いて起こります。

 

 

がん治療における脱毛

がん治療の化学療法では、脱毛がおこります。
これは、抗がん剤により、毛を作る細胞が傷つけられることでおこります。
抗がん剤の作用は、全身におこるため、全身の体毛に脱毛が起こります。

 

通常は治療開始後、2~3週間で髪の毛が抜け始めます。
個人差がありますが、たいていの場合には、治療後1~2か月すると産毛のような毛がまた生え、早い人では2~4か月後にはほとんどが回復をします。

 

髪の毛の再生には個人差がある。

髪の毛の脱毛や、再生には個人差があります。
またその生え方も、毛質がかわることなどもおこります。
抗がん剤の種類や、その組み合わせ、個人的な体の条件などにも、髪の毛の再生は左右されます。

 

 

放射線治療による脱毛

放射線治療に於いても脱毛は起こりますが、放射線を照射したところに起こり、
放射線の強さ、照射範囲、照射方向、患者さんの病状などにより個人差があります。

 

抗がん剤の場合と同じく、治療後2~3週間で脱毛が始まり、治療終了後には再生します。

 

 

治療前にしておくこと

脱毛は、特に女性にとって心理的なショックなども考えられるため
あらかじめ、心の準備をしておくことが大切です。

 

脱毛が始める以前に、髪の毛を短くカットしておき、喪失感を和らげるようにしておき、
医療用のかつらなどの購入を検討している場合などには
オーダーメイドの物などは、何日ぐらいかかるのかの問い合わせなどもしておき、
脱毛期間に対応するように準備しておきましょう。

 

かつらをつけることに抵抗があるならば、帽子や、バンダナを使うと目立ちません。
素材は、肌に負担のないものを選び、ニット帽などでは、深いものを選びます。

 

簡単なつけ毛の様なものもあり、つばの広い帽子などでは、脱毛していることが分かりにくくおしゃれに見えます。

 

 

治療中の注意

治療が始まると、傷の治りが遅くなり、シャンプーなどの際に傷がつくと治りにくくなることから、爪もきちんと切っておきましょう。
帽子やかつらをつけないという場合にも頭皮の保護は大切で、日中の外出で頭皮を直接日光にあてないようにすることも気を付けましょう。

 

特に女性の場合、髪の毛以外の眉毛、まつ毛も脱毛が起こると、気分的にも落ち込むことが考えられます。
この様な場合も考えて、体調の良い時にアイブロウや、つけまつげのメイクの用意をしておき、あらかじめメイクの仕方なども練習しておくとよいでしょう。
つけまつげののりが、皮膚に合わない時には二重瞼用ののりで代用すると良いようです。

 

脱毛しているからという心理的なダメージは、病気の快復にも影響を及ぼしますので、あまりストレスに感じず、病気と闘っているという心構えで脱毛に対して、気にし過ぎないということも大切です。